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Project Zephyr
プチ・ロワイヤル仏和辞典 第4版

更新履歴

はじめに

ここで公開しているツールを使って、旺文社から販売されているプチ・ロワイヤル仏和辞典CD-Extra付き第4版のCD-ROMからEPWINGデータを作ることが出来ます。

[2012/05/08追記] 第4版のCDには変換出来る物と出来ない物があります。
私が確認したのは書籍の奥付に(第4版の)「重版発行 2011年」とあるもので、CD-ROMのPetitRoyal.airは21,491,690 バイト、作成・更新日時は2010年8月31日、19:46:22です。
「第4版発行 2010年3月25日」、PetitRoyal.airが21,323,261 バイトで作成・更新日時は2010年2月17日、2:32:02のものは、変換に失敗します。参考
現在対応を検討中です。

出来ること

必要なもの

動作確認環境:Windows XP、Intel i5-2500 (3.3GHz)、2GBメモリ。EBStudio 1.70b、EBWin 3.05

作業手順

準備

HTMLファイル作成

  1. 辞書データファイルのありかを確認する。デフォルトの"C:\Program Files\PetitRoyal\DB\petit_royal.sqlite"に無い場合、EPWING化ツールのmakehtml.bat先頭にあるset SQLFILE="..."を正しいフルパスに修正すること。
  2. 【任意】EBStudioのプロフェッショナル版(有料)があれば、辞書本文中の単語を条件検索用見出しにできます。そうする場合は、makehtml.bat冒頭で "set KEYTYPE_LA=条件" とします。詳しくは「EBシリーズの使い方」参照。
  3. コマンドプロンプトを開く
  4. EPWING化ツールを解凍したディレクトリに移動
  5. makehtml.batを実行します。1分程度で終了し、items.html、morph.html、conju.htmlが出来ます。
    C:...>cd "EPWING化ツールのディレクトリ"
    C:...>makehtml.bat
    DB file: "C:\Program Files\PetitRoyal\DB\petit_royal.sqlite"
    creating items.html
    .......................................
    done. 39448 entries
    WARN: invalid conju id : animal1 animal2 aval1 aval2 capital1 capital2 cardinal
    1 cardinal2 claveau cosy digital1 digital2 feu1 final1 gâteau germinal2 gru
    au leur2 lieu1 lieu2 lui1 mal2 manager1 maquereau1 maquereau2 millefeuille ormea
    u1 ormeau2 pascal1 pascal2 pieu1 pointeau ponceau rondeau scotch1 tourteau1 tour
    teau2 travail trijumeau virginal
    append 131791 extra Japanese 表記 keys
    append 355327 extra 条件 keys
    creating morph.html
    ...................
    done. 197478 entries
    creating conju.html
    .......
    done. 7312 entries

活用形ジャンプ番号のミスについて

一部の語については、あるはずの(?)活用表へのジャンプが出来ないものがあります。上記の実行例で、「WARN: invalid conju id : animal1 animal2 ...」とあるのは、そういう見出し語です。これは、辞書データ中で、対応する活用表の番号がA0123などとあるはずの所が●となっているからです。

辞書に付属の検索ソフトで animal1 を検索し、活用表ボタンをクリックしても、白紙ページが開きます。EPWING版では、活用表へのジャンプ自体を表示しないようにしました。

EPWING作成

上で作成した3つのHTMLファイルをEBStudioで処理すると、EPWINGになります。

  1. EBStudioを起動し、petit-royal.ebsを開く
  2. 「基準ディレクトリ」を、EPWING化ツールの解凍ディレクトリ(HTMLファイルの出来たディレクトリ)に設定する
  3. 「入力ファイル名」「出力先」を正しく設定する
  4. 【任意:EBStudioプロフェッショナルのみ】先に "set KEYTYPE_LA=条件" としたら、「インデックスの指定」で「条件検索」もチェックする。詳しくは「EBシリーズの使い方」参照。
  5. 「ファイル→実行」でEPWING化する。変換には数分かかります。

外字のUnicode表示設定

EBシリーズでは外字をUnicode文字としてきれいに表示できます。

詳しくは「外字のUnicode表示」参照。

著作権とライセンス

CD-ROM、全文テキスト、EPWINGデータの不正利用は厳に慎んでください。

EPWING化ツールは、sqlitejdbc-v056.jar以外、大久保が作成したものです。これらはパブリックドメイン扱いとします。

sqlitejdbc-v056.jarは、SQLiteJDBC からダウンロードしたものです。