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Project Zephyr
アクセス独和辞典 第1版

更新履歴

はじめに

ここで公開しているツールを使って、10年ほど前に三修社から販売されていたアクセス独和辞典 第1版のCD-ROMからEPWINGデータを作ることが出来ます。

注意:対応しているのは、ロボワードv4形式のデータだけです。動作確認したのは、1999年初版の第1版マルチアクセス独和辞典)です。第2版のハイブリッドアクセス独和辞典もロボワードv4らしいので、変換できるかもしれません(が確認していません)。新ロボワードアクセス独和辞典についてはロボワードv6らしいので、多分読めません。CD-ROM付きの第3版は販売されていないようです。

出来ること

出来ないこと

必要なもの

動作確認環境:Windows XP、Intel i5-2500 (3.3GHz)、2GBメモリ。EBStudio 1.70b、EBWin 3.05

作業手順

準備

HTMLファイル作成

  1. CD-ROMドライブに独和辞典CDをセットする。CD-ROMドライブがDドライブでない場合は、EPWING化ツールのmakehtml.bat冒頭にある「set DATADIR="○:\Roboword"」の○の文字を修正する。
  2. 【任意】EBStudioのプロフェッショナル版(有料)があれば、辞書本文中の単語を条件検索用見出しにできます。そうする場合は、makehtml.bat冒頭で "set KEYTYPE_LA=条件" とします。詳しくは「EBシリーズの使い方」参照。
  3. コマンドプロンプトを開く
  4. EPWING化ツールを解凍したディレクトリに移動
  5. makehtml.batを実行します。1分ほどで、body-dejp.html、body-jpde.htmlが出来ます。
    C:...>cd "EPWING化ツールのディレクトリ"
    C:...>makehtml.bat
    Top directory: "D:\Roboword"
    creating body-dejp.html
    ......................................................
    done. 54235 entries
    append 212861 extra 条件 keys
    append 278970 extra Japanese 表記 keys
    creating body-jpde.html
    ..
    done. 2914 entries

EPWING作成

上で作成したHTMLファイルをEBStudioで処理すると、EPWINGになります。

  1. EBStudioを起動し、access-dejp.ebsを開く
  2. 「基準ディレクトリ」を、EPWING化ツールの解凍ディレクトリ(HTMLファイルの出来たディレクトリ)に設定する
  3. 「入力ファイル名」「出力先」を正しく設定する
  4. 【任意:EBStudioプロフェッショナルのみ】先に "set KEYTYPE_LA=条件" としたら、「インデックスの指定」で「条件検索」もチェックする。詳しくは「EBシリーズの使い方」参照。
  5. 「ファイル→実行」でEPWING化する。変換には数分かかります。

注意:EBシリーズでは、ウムラウトなどの記号は除き、"ß"は"ss"として検索します(例:"Gefäß"→"gefass")。

外字のUnicode表示設定

EBシリーズでは外字をUnicode文字としてきれいに表示できます。

詳しくは「外字のUnicode表示」参照。

著作権とライセンス

CD-ROM、全文テキスト、EPWINGデータの不正利用は厳に慎んでください。

ロボワードv4データのデータ解析については、こちらのサイトを参考にしました。発音記号や一部のバイナリタグについては更に解析しました。

EPWING化ツールは、大久保が作成したものです。これらはパブリックドメイン扱いとします。