cinit

機能

パラメータの初期値等の情報を指定する.

形式

cinit( ninit, inum, val, "flag", "name", span )

パラメータ

  1. ninit : 推定するパラメータの数 (Scalar)

  2. inum : パラメータ番号 (Scalar)

  3. val : パラメータの初期値 (Scalar)

  4. flag : パラメータの固定/可変の指定 (String)

    "FIX" : パラメータ値を初期値で固定 (推定しない)
    "VAR" : パラメータ値を可変 (推定する)
  5. name : パラメータの名前 (String)

  6. span : 差分間隔 (Scalar)

解説

  1. パラメータ数 ninit の値を変更する場合は,パラメータ情報は失われる.

  2. ninit 個あるパラメータのうち,1 から数えて inum 番目のパラメータの情報を指定する.

  3. パラメータの名前は,使用モデルにより次のように付ける.

    1. C 言語で記述したモデルの場合

      推定実行時に表示される名前を指定する.(モデルファイルと対応させる必要はない)
    2. NCS モデルの場合

      各種情報を設定したパラメータを,NCS モデル記述内のモジュール名とパラメータ名を@で接続した文字列で指定する.
      (例) BHL モジュールの Tau_L というパラメータを推定する場合
      name = Tau_L@BHL
      また,パラメータの名前は最大で 25 文字である.
  4. 各パラメータに対する偏微分は中心差分で行うため span は十分に小さい値でなければならない.

Last updated: 2005/11/12