gsolm

機能

直交座標系で定義される二変数関数が矩形領域格子点上で与えられたとき,立体図を表示する.

形式

gsolm( x, rh1, rh2, f1, f2, f3, f4, col, div1, div2,
              dirc, view, mode [,size] )

パラメータ

  1. x : 入力オブジェクト (Series, Snapshot)

  2. rh1, rh2 : 表示形式 (-1.0 < rh1, rh2 < 1.0)

  3. f1 : 作画条件 1 (0 or 1)

    0 : 隠線消去する
    1 : 隠線消去しない
  4. f2 : 作画条件 2 (0, 1 or 2)

    0 : X 方向,Y 方向とも格子線を引く
    1 : X 方向のみ引く
    2 : Y 方向のみ引く
  5. f3 : 作画条件 3 (0, 1 or 2)

    0 : 視点に近いへりを上側と下側ともに表示する
    1 : 上側のみ表示する
    2 : 下側のみ表示する
  6. f4 : 作画条件 4 (-1 ≤ f4 ≤ 7)

    -1 : 図に座標軸と枠をつけない
    0∼7 : 指定された色で,3 次元座標軸を表示する
  7. col : 零平面表示形式 (-1 ≤ col ≤ 7)

    -1 : 零平面を表示しない
    0∼7 : 指定された色で零平面を表示する
  8. div1 : X 軸方向表示ステップ (≥ 1, 整数型)

  9. div2 : Y 軸方向表示ステップ (≥ 1, 整数型)

  10. dirc : 表示方向 ("X" or "Y")

    "X" : オブジェクトの上位次元が X 軸方向になる
    "Y" : オブジェクトの下位次元が Y 軸方向になる
  11. view : 表示データの原点の指定 (1 or -1)

    1 : 左下が原点
    -1 : 左上が原点)
  12. mode : 表示モードの指定 (0 or 1)

    0 : モノクロ
    1 : カラー
  13. size : 座標軸につけるタイトルなどの文字の大きさ [mm] (Scalar)

解説

  1. 表示するデータの最大,最小値は,scale 関数の z 軸の値の設定により行う.

  2. が与えられたとき,

    なら とし, なら とみなして表示する.

  3. パラメータ f4, col に関しては Version 2.9x と異なり,0 のとき黒で描画するため注意が必要.

使用例

% t=(0~30)/5-3;
% snapshot z[31][31];
% x=y=t;
% for(i=0;i<=30;i++){
%   for(j=0;j<=30;j++){
%     ptx2=(1+x:[j])*(1+x:[j]);
%     pty2=(1+y:[i])*(1+y:[i]);
%     tx2=x:[j] * x:[j];
%     ty2=y:[i] * y:[i];
%     tx = tx2*x:[j] - ty2*ty2*y:[i];
%     z[i][j]=10*(x:[j]+tx)*exp(-tx2-ty2)-sin(-ptx2-tx2)-cos(-pty2-ty2);
%   }
% }

% wopen(1,"A4",0,1);
% title(1,"X", "Y", "Z");
% gsolm(z,0.3,0.4,0,0,0,0,-1,1,1,"X",1,1);

と入力すると以下のようになる.

Last updated: 2005/11/12