分散分析表によって表される主効果や交互作用の検定とは別に,群間の差異を Tukey 法によって検定する.
y = tukey( x,n )
x : 入力データ (Series,Snapshot)
n : 標本数 (Series)
y : 検定結果 (Series)
y : [0] : 群 1,2 の検定統計量,p 値
y : [1] : 群 1,3 の検定統計量,p 値
y : [k*(k-1)] : 群 k-1,k の検定統計量,p 値
x の形式は anova1 (x,n) と同じ
: 群数
: 群 の観測値数
: 群 の観測値の平均値
群 と群 の比較
: 誤差分散 (群内不偏分散)
: 誤差の自由度
全ての 2 群の組み合わせについて,
検定統計量
p 値は,群数 k,自由度 v の Student 化した範囲の統計量より算出する.
永田 靖,吉田道弘 (1997) : 『統計的多重比較法の基礎』,pp35-40,サイエンティスト社.