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10.2 エンジン

  
エンジンの制御(Ping、SNMPなどの監視プロトコルやデータベースアクセスの起動/停止)及びエンジンの動作状況を表示します。
エンジンの起動/停止はこちらです。
  
また、エンジンパースペクティブの起動はこちらです。
eclipse起動後にエンジンパースペクティブを選択することにより行います。


10.2.1 エンジン制御ビュー
  
エンジンの制御(Ping、SNMPなどの監視プロトコルやデータベースアクセスの起動/停止など)を行います。
  
通常のエンジン起動及びエンジン停止は   ツールバーにて行います。
各機能(スレッド)のstart/stop及びAwake/Sleepボタンは一時的な停止などで使用します。


図 10.2.1.1 エンジン制御(クリックすると拡大画面が出ます)


表 10.2.1.1 エンジン制御ビュー項目1
項目 内容 項目 内容 項目 内容
Database statusデータベース稼動状況を表示します。 Database nameデータベース種別を表示します。 start/stopボタンデータベースの起動/停止を行います。
Command receive server statusコマンド受信Thread稼動状況を表示します。 Command receive portコマンド受信ポートを表示します。 start/stopボタンコマンド受信Threadの起動/停止を行います。
Command receive server statusTrap受信Thread稼動状況を表示します。 Command receive portTrap受信ポートを表示します。 start/stopボタンTrap受信Threadの起動/停止を行います。
Command receive server statusXML Socket受信Thread稼動状況を表示します。 Command receive portXML Socket受信ポートを表示します。 start/stopボタンXML Socket受信Threadの起動/停止を行います。
Command receive server statusMail送信ガードThread稼動状況を表示します。 Command receive portMail送信ガード時間(秒)を表示します。 start/stopボタンMail送信ガードThreadの起動/停止を行います。
Command receive server statusデータ保持期間Thread稼動状況を表示します。 Command receive portデータ保持期間チェック時間(秒)を表示します。 start/stopボタンデータ保持期間チェックThreadの起動/停止を行います。


表 10.2.1.2 エンジン制御ビュー項目2
項目 内容 項目 内容
SNMP statusSNMP監視エンジン状態を表示します。 Awake/SleepボタンSNMP監視エンジンを停止/起動します。
Ping statusPingP監視エンジン状態を表示します。 Awake/SleepボタンPing監視エンジンを停止/起動します。
HTTP statusHTTP監視エンジン状態を表示します。 Awake/SleepボタンSNMP監視エンジンを停止/起動します。
SMTP statusSMTP監視エンジン状態を表示します。 Awake/SleepボタンSMTP監視エンジンを停止/起動します。
Pop3 statusPop3監視エンジン状態を表示します。 Awake/SleepボタンPop3監視エンジンを停止/起動します。



(1) エンジン起動/停止
  
エンジン制御ビューのツールバーによりノード監視エンジンの起動/停止を行います。
なお、ノード監視エンジンの起動時に選択されているデータベース種別が同梱データベース名の場合には、データベースも同時に起動します。
同梱データベースは、ダウンロードファイルによりますが、以下のいずれかです。

  • HSQLDB
  • Apache Derby
  • Embedded Apache Derby



  • エンジン起動/停止ツールバーを図 10.2.1.2 に示します。


    図 10.2.1.2 エンジン起動/停止ツールバー(クリックすると拡大画面が出ます)


    ツールバーの機能を表 10.2.1.3 に示します。


    表 10.2.1.3 エンジン起動/停止ツールバー
    項目 内容
    エンジン起動ノード監視エンジンを起動します。
    エンジン停止ノード監視エンジンを停止します。
    Editor Part Window CloseEditor Part Windowを閉じます。


    (2) データベース起動
      
    エンジン制御ビューのメニューバーにより組み込みデータベースの起動/停止などを行います。


    図 10.2.1.3 データベース起動メニュー


    メニューを表 10.2.1.4 に示します。


    表 10.2.1.4 データベース起動メニュー
    メニュー 内容
    HSQLDB   HSQLDB start HSQLDBを起動します。
      HSQLDB stop HSQLDBを停止します。
    HSQLDB Manager   HSQLDB Manager起動 HSQLDBマネージャを起動します。
      HSQLDB Manager停止 HSQLDBマネージャを停止します。
    Embedded Apache Derby   Embedded Apache Derby start 組み込みApache Derbyを起動します。
      Embedded Apache Derby stop 組み込みApache Derbyを停止します。
    Arapche Derby Network server   Arapche Derby start Apache Derbyを起動します。
      Arapche Derby stop Apache Derbyを停止します。
      Arapche Derby Sys Info Apache Derbyからシステム情報を取得して表示します。


      
    10.2.2 データベース プロパティビュー
      
    データベースのプロパティをセットします。
     

    図 10.2.2.1 データベース プロパティ(クリックすると拡大画面が出ます)


    (1) データベース種別変更
      
    データベース種別変更用のDatabase NameコンボBoxでデータベースを選択します。
    データベース種別毎のデフォルトプロパティのドライバ、ユーザ名、パスーワード及びURLが表示されます。
    Testボタンによりデータベース稼働試験を実施し結果を表示します。
    データベースプロパティをCopyボタンで正式な運用データベースプロパティとし、Saveボタンにてエンジン制御用として格納します。
    なお、データベース種別を変更した場合には、エンジンの再起動が必要です。


    (2) データベース稼働テスト
      
    運用開始時やデータベース種別変更を変更した場合にデータベース稼働試験を実施し、設定・環境の正常性を確認できます。
    データベース稼働試験は以下のフェーズで実施されます。


    表 10.2.2.1 データベース起動メニュー
    試験フェーズ 試験内容
    Phase1ドライバロードNGの場合、ドライバが見つからない、ドライバのパス設定不備など考えられます。
    Phase2データベース接続NGの場合、データベースが稼働していない、URL、ユーザ名/パスワードミスなどが考えられます。
    Phase3テーブル生成NGの場合、データベース認証、セキュリティ不備などが考えられます。
    Phase4テーブル削除NGの場合、データベース認証、セキュリティ不備などが考えられます。


      
    10.2.3 Mailプロパティビュー
      
    Mailプロパティをセットします。
     

    図 10.2.3.1 Mailプロパティ(クリックすると拡大画面が出ます)

      
    アラーム検出時にMail送信する場合のMail送信先アドレスが妥当であるか、実際にMail送信を行い妥当性の確認を行います。
     
    SMTPホスト、Destination Address選択後にMail Subject、Message入力後にMail send testボタンにてMail送信を行います。
    SMTPホストとの接続、送信結果を表示します。


      
    10.2.4 エンジンスケジューラビュー
      
    エンジンスケジューラ(監視スケジューラ)をセットします。
     


    図 10.2.4.1 エンジンスケジューラ(監視スケジューラ)(クリックすると拡大画面が出ます)


      
    ネットワーク機器やサーバなどのメンテナンスによる停止スケジュールに併せてネットワーク監視をスケジューリングできます。
     
    ネットワーク監視を停止する期間をカレンダーから設定します。


      
    10.2.5 エンジンThread状態表示ビュー
      
    エンジンThread状態を表示します。
     

    図 10.2.5.1 エンジンThread状態表示(クリックすると拡大画面が出ます)


      
    10.2.6 JVMガバレージコレクションメモリー状態ビュー


      
    (1) JVMガバレージコレクションメモリー状態テーブル
      
    JVMガバレージコレクションメモリー状態をテーブル表示します。
     


    図 10.2.6.1 JVMガバレージコレクションメモリー状態テーブル
    (クリックすると拡大画面が出ます)


      
    (2) JVMガバレージコレクションメモリー状態グラフ
      
    JVMガバレージコレクションメモリー状態グラフを表示します。
     


    図 10.2.6.2 JJVMガバレージコレクションメモリー状態グラフ
    (クリックすると拡大画面が出ます)



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