NDoc で生成される MSDN ドキュメントは、C# プログラマーズ リファレンスで 定義 されている全ての XML ドキュメントタグと、NDoc で定義する新しいタグ、及び拡張構文をサポートします。
セクションタグは、タイプかメンバのドキュメントの異なったセクションの内容を定義するのに使用されます。
これらのタグはトップレベルタグとして使用されます。
タグ | 説明 |
---|---|
<event> |
メンバによって発生るイベントを記述します。
構文:
///<event cref="EventName">
/// 〜イベントを発生させます。
///</event>
|
<example> |
メンバの使用例を記述します。詳細はマイクロソフトの 定義 を参照してください。 使用例の <code> ブロックを複数記述する場合は、 インデントの問題を回避する為にインクルードファイルとして配置しリンクさせてください。 |
<exception> |
メンバによって発生る可能性のある例外を記述します。詳細はマイクロソフトの 定義 を参照してください。 |
<include> |
参照させたいインクルードファイルとその参照先を記述します。詳細はマイクロソフトの 定義 を参照してください。 |
<overloads> |
この新しいタグにはオーバーロード全てに共通するドキュメントを記述します。 このタグは最初のオーバーロードに記述するだけで、残りのオーバーロード全てに適用されます。 <overloads> タグは2つの書式で記述することができます:
使用例: ///<overloads>このメソッドには2つのオーバーロードがあります。</overloads> ///<summary>このオーバーロードはただ Hello と言います。</summary> public void SayHello() { ... } ///<summary>このオーバーロードは Hello と toSomeone に言います。</summary> public void SayHello(string toSomeone) { ... } |
<param> |
メンバのパラメータを記述します。詳細はマイクロソフトの 定義 を参照してください。 |
<permission> |
メンバへのアクセスを記述します。詳細はマイクロソフトの 定義 を参照してください。 |
<remarks> |
解説を記述します。詳細はマイクロソフトの 定義 を参照してください。 |
<returns> |
メンバの戻り値を記述します。詳細はマイクロソフトの 定義 を参照してください。 |
<seealso> |
ドキュメントの参照部分にリンクを追加します。詳細はマイクロソフトの 定義 を参照してください。 <remarks> にこのタグを含まないでください。 構文:
|
<summary> |
概要を記述します。詳細はマイクロソフトの 定義 を参照してください。 |
<value> |
プロパティ値についての説明を記述します。詳細はマイクロソフトの 定義 を参照してください。 |
ブロック タグは、通常 <remarks> タグと <example> タグの中で、 構造を追加するのに使用されます。
タグ | 説明 |
---|---|
<code> |
ソースコードを記述するブロックです。詳細はマイクロソフトの 定義 を参照してください。 <code> ブロックを複数記述する場合は、 インデントの問題を回避する為にインクルードファイルとして配置しリンクさせてください。 |
<list> |
表または定義リストの見出し行を記述するブロックです。 詳細はマイクロソフトの 定義 を参照してください。 |
<para> |
1つの段落を表すブロックです。詳細はマイクロソフトの 定義 を参照してください。 |
インライン タグは、通常 <para> タグの中で、文章内での参照や意味付け等に使用されます。
タグ | 説明 |
---|---|
<c> |
1行で収まるソースコードを記述する際に使用します。詳細はマイクロソフトの 定義 を参照してください。 |
<paramref> |
パラメータへの参照を記述する際に使用します。詳細はマイクロソフトの 定義 を参照してください。 |
<see> |
他のメンバ又は型への参照を記述する際に使用します。詳細はマイクロソフトの 定義 を参照してください。 構文:
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