FILLOMINO / Overture

FILLOMINOとは

フィルオミノとは、株式会社ニコリから出版されているペンシルパズルの一種です。 あいたマスにルールにしたがって数字を埋めていくことで完成させていくパズルです。

FILLOMINOのルール

  1. すべてのマスに数字を1つずつ入れます。
  2. タテヨコにつながった同じ数字が入るマスを1つのブロックとし、全体をいくつかに分割します。
  3. 1つのブロックのマスの数は、そのブロックに入っている数字と同じでなければいけません。
  4. 同じ数字のブロックは辺を共有してはいけません。

ルールはたったこれだけです。4.が少々難解に感じるかもしれませんが、心配要りません。 プログラム内でブロックのマス数をカウントしているので、決して2つの同じ数字のブロックが上下左右に隣接することはありません。

作動環境

java2 Rntime Envirnment (J2RE) 1.4以降の仮想マシンを必要としています。 アプレットではないため、Webブラウザから起動する事はで来ません。 Javaなので、他のプラットホームでも実行することが出来るとは思われますが、 確認していないので、正確なところはわかりません。 この環境で、動いたよー!という声を私宛までe-mailしていただければ、確認環境に追加致します。

確認環境

FILLOMINOのセットアップ

FILLOMINOはSourcefoge jpで公開しています。
最新バージョンは、Fillomino-0.10aです。
Fillominoのインストールは、アーカイブ・ファイルを展開するだけです。 アンインストールも同様、展開パッケージをただごみ箱に捨てるだけです。

FILLOMINO Playerの操作方法

FILLOMINO Playerとは、このパズルをパソコン上で遊ぶためのプログラムで、 Java実行環境として作成されています。
私のほうで、Unix環境を用意していないので、Windows環境についての実行方法を説明します。 実行方法は、

  1. J2REがjarファイルに対して関連付けされているのであれば、bin/apprun.jarをダブルクリックすることで起動することができます。
  2. 起動しない場合、DOSプロンプトを起動し、展開した、ディレクトリに移動し、apprunと入力することで起動することができます。
  3. それでも起動しない場合、J2REのセットアップに問題があるのかもしれません。J2REのマニュアルで確認してみてください。
  4. 現バージョンでは、起動すると問題が読み込まれたウインドウが表示されます。問題を変更することはできません。
  5. 盤面をマウスでクリックすると、クリックしたマスが選択状態になります。
  6. テンキー等で数字を入力すると、選択したマスに数字が書き込まれます。
  7. もし、入力間違いした場合、デリートキーかまたはBack Spaceキーを押すことで入力を取り消すことができます。
  8. ただし、初期は位置の数字を書き換えることはできません。
  9. あとは、ルールにしたがって、問題を解いていくだけです。
  10. 現バージョンでは、答え合わせすることができません。

FILLOMINO Projectの目的

このプロジェクトのゴールは、フィルオミノを遊ぶためのプレーヤー、問題を作成するためのエディタ、 問題を解かせるソルバーからなる一連のモジュールの開発することです。

FILLOMINOのアーキテクチャ

このソフトウェアは、ユースケース駆動開発とテスト駆動開発を組み合わせた方法で開発しています。 アーキテクチャのページへいくことで、この方法の概観を眺めることができます。

ライセンス事項

このソフトウェアはGPLライセンスで配布しています。 したがって、改変や再配布は自由です。 ただし、添付する問題ファイルは自分で一から作成したもののみ再配布するようにしてください。 絶対に無断で、雑誌に記載された問題を配布しないで下さい。 ライセンス内容はソフトウェアに添付するライセンス書類をお読みください。

著作権

フィルオミノの名称、及びルールの著作権は株式会社ニコリに属します。 また、このソフトウェアに含まれるライブラリの著作権はそれぞれの作成者の属します。 このマニュアルを含めた、その他残り物の著作権は私(田村和彦)に帰属します。


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