注意事項
- このページで解説されているインストール手順を用いてセットアップされるMake One Linuxは動作確認されていません。
- 下記のインストール手順において、灰色で囲まれている部分は全てコマンドライン上の表示内容です。
- コマンドラインの先頭に付加されている"$"や"#"はプロンプトです。それぞれ一般ユーザのプロンプト、rootユーザのプロンプトを表します。
- CPUアーキテクチャはi686で解説します。
- 2.6系のLinuxカーネルを用いて解説します。
- squashfsと、unionfs又はaufsが使用できるカーネルをインストールしておいてください。
インストール手順
- ダウンロードしたMake One Linux Suiteパッケージを解凍します。(パッケージ名は"mol-suite-x.x.x-rpm-src.tar.gz"とします)
$ tar -zxf mol-suite-x.x.x-rpm-src.tar.gz
ログイン中のユーザ用に、RPMパッケージを作成するための作業ディレクトリを作成します。(既にこのディレクトリが存在する場合はこの作業は必要ありません)
$ echo "%_topdir ~/rpm" >> ~/.rpmmacros
$ mkdir -p ~/rpm
$ pushd ~/rpm
$ mkdir -p {BUILD,RPMS,SOURCES,SPECS,SRPM}
$ cd RPMS
$ mkdir -p {i686,noarch}
$ popd
各ディストリビューション毎に用意されたパッケージをビルドします。
$ pushd mol-suite-x.x.x/program/(ディストリビューション名)/
$ rpmbuild --rebuild --target=i686 *.src.rpm
$ popd
残りのパッケージをビルドします。
$ pushd mol-suite-x.x.x/program/
$ rpmbuild --rebuild --target=i686 *.src.rpm
$ popd
作成したパッケージをインストールします。
$ pushd ~/rpm/RPMS/
$ su
Password: (←ここにrootのパスワードを入力)
# rpm -ivh i686/*.rpm
# rpm -ivh noarch/*.rpm
# exit
$ popd